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   オールナイト富山  鬼晴れ 編

 「ヒグラシ」 って、夕方だけ鳴くんやないんよね。

朝、ようやく明るくなり始めた時も鳴く。「カナカナカナ・・・・」 って。

「夕方に似た明るさ」 になったでやろうか?



午前4時前に休息のため 横になり、目ェつむった・・・。
寝たのか そうでないのか、ようワカラン まどろみの中・・・

ヒグラシの合唱が近付いてきた。 遠くからジワジワ・・・と。

「ああ、明るくなったんやな・・・」 と思った時、隊長から

「さあ、起きれよッ!! 出発するよッ!!」 
の、無慈悲な声が・・・。

アレ? ホントに 40分しか経っとらん。
かなり時間が過ぎたような気がしたのは、それだけ休めたってコトやろか?





        1-1朝起きる
  
なあんか元気な asanoちゃん。
まわりは暗そうやけど・・・





        1-2実際は明るい

フラッシュ焚かな、このくらいの明るさ!
午前4時48分。







        1-3ヒンヤリ気持ちイイ!

ひんやりと気持ちイイね~! 何℃やろ? 10℃くらい?

・・・ エエッ?! 23℃?! ウゾッ!

そんな錯覚に おちいるくらい、気持ちイイ早朝Rideやった・・・。





        1-4払暁

夜明けが近うなってきた。

今日もイイ天気やぞ~!!

( って、『夏』 なのを忘れとったワシたちであった・・・。)





        1-5心配・・・

ちょっと走って休憩。

・・・ 実は このあたりまでで カラダの異変に気付いとった。

「 動かん、からだ。 」

なんでやろ? ・・・って、今までの不摂生のたたりと、
仕事終わった足で走りだしたコト、それなのにゆうべ タアケみたいに
飛ばいてまったコト・・・。

当たりまえって言やあ、アタリマエ。

はあ~、富山なんて行けるんやろか?






        1-6 100km!

おおッ!! ついに出発から 100キロになってまったがな! 

(この絵を撮りたくて、始終 メーターに目をやってたワシです。)










        2-1激坂越え!
 
いよいよ ヒルクライム!

大日岳ふもとの道を 延々と登る・・・




そこで 予期せぬ事態が!


・・・ asanoちゃん、ついて来よらへんが!!

しばらく走って、彼の姿が見えんようになると待ち、
追いついたら休憩させて また走り出す・・・

それを何回か・・・。







        2-2遅れるasanoちゃん
 

つづら折れの坂をいくつも登るんやけど、アイツ、姿がすぐ見えんようになる。
ゆうべのガッツある走りはドコ行ったんや?!


この春のツーリング時に いきなりリタイアし、しばらく養生しとった。

それがブリ返したんか?
・・・でもないらしい。

「筋肉がダメです。 足が回りません。」


嗚呼。 ゆうべの走りはヤッパ どえらい負荷かかっとったんやね~。

ワシも一生懸命引っぱっておったつもりで、ふと振り返ると
「ダレもおらん」状態が何度か。

自分だけがガンバリ過ぎて、結局は・・・自滅・・・。
(ワシはヘタレやもんで、前引っぱる回数はハルカに少なかった。)

asanoちゃん、ムリし過ぎたね・・・。







          2-3日の出

そんな時、朝日が昇ってきた!!

行く先を暗示しとるような すばらしい夜明けッ!!
(どう 暗示しとるのか?)






          2-4大日岳の下

道の駅、「大日岳」 。

asanoをどうしよう・・・。

「離れ過ぎる。 時間押してまっとる・・・」

ワシと隊長、無言で走ってきたけど、こころの中でワシ、

「あいつ、『リタイアします。』 って言ってくれんかな~」

って思っとったんよ。

そうすりゃ3人で、来た道をピュ~って下って 長良川鉄道で帰れるし、
それだと ドエライ楽ちん。
ワシも そうなりゃ 富山はどうでもエエし・・・。

または、
「私はリタイアします。2人は、富山をやり遂げてください!」
みたいなコト言わんかな~

やっぱ、決意して臨んだ 「オールナイト富山」 。
そのために夜中 走ったんやし。

どっちにしても、アイツはもうダメやな・・・捨てよ。こっちもラクしよ。
・・・な気持ちが支配しとった。

あの時、G隊長は どう思っとったんやろ?



ところが。





          2-5あんまりメゲてない。。

野郎、そんなコト、気にもしてない風情。

「あ~、遅れちゃって スイマセン。」

みたいな。

休憩中も、「白川郷では・・」 「富山着いたら・・」 みたいな話しする。

アレ? こんだけ 足引っぱっとる 遅れとるのに、まだヤル気ある?







          2-6無事、ひるヶ野に

6時25分 (107km) 。 ひるヶ野高原、「分水嶺公園」

asanoも到着。 

遅れること、2分もない。 そんな、ヤツのコメント。

「ああ、富山には絶対たどりつきましょうね!」


・・・ ワシ、なんか ドエライ恥かしい。


あいつ、全然 「リタイア」 なんて考えてなかった。
「富山行く」のは 「当然」 という雰囲気。

少しの遅れなんて、長い道中で何とかなる・・・みたいに思ってたんやろか?

隊長も そういう考えで、ヤツに何にも言わずに ひたすら先を行ったんやろか?

だとすればワシ、、、ドエライこと恥かしい、、、、

スマン・・・すみません・・・。

全くの未熟モノでした! 一人よがりの 利己的な野郎でしたッ!!

asanoさん、足に力が入らなくても 「決してアキラメてない」 
・・・ これって、今 全日本人が持つべき精神でしたよね?

ああッ! こんな間近で それを見せつけられるとは!!

あの時は 2人に言ってなかったけど、

「すまん! ワシが悪かった! みんなで絶対行こまい、富山!!」








         3-1ひるヶ野を立つ!
 
・・・というワケで、ヤル気を持ち直したワシら、一路 富山へむかう!!

途中の 「白川郷」 、素通りするのだ! 俗な観光地に用は無いッ!!







        3-2御母衣ダム湖

御母衣ダム湖畔を走る。
もうすぐ、「荘川桜」 。

このダム建設により、湖底に沈む運命やった古桜2本。
それを救いたいっていう村民により、高いところへ 「奇跡の移植成功」 !

その、荘川桜。




             3-3荘川桜








          3-4まだ朝も早い

7時15分 122km。

ここで、大阪からきた オバチャン・オジチャン ご一行様と談笑したんよ。

ホント、ノリの良いオッカサンたちで、ワシらが 「富山まで行く」って言うと

「ひえ~!・・・白川郷からバスに乗って行ったら?内緒にするから!」

アンタらも楽しんできてや~!!







           3-5陽射しが強くなってきた

ダム湖周辺を行くけど、なんかもう、かなり暑いんよ・・・。
日陰、無いんよ・・・。

まだ8時前やっていうのに・・・。












         3-6御母衣ダム

おおッ! 御母衣ダムやッ!!

・・・って、あんまり感動もナニも無い?

コホン。 

「自転車で」 行ってみてください。









         4-1北海道?

北海道を見つけたよ!!

まさかこんなトコに、こんなステキなトコがあるとは!






          4-2休息・・・

あ~あ、くつろいでまっとる・・・

早朝 8時台とは言え、気温30度近く上がったトコばっかり走っておった。

それまでの思いを飛ばすような ドエライ良い環境・・・
くつろいでまうよッ!!







           4-3ワシもおじゃまして

ワシも。。。てへへ・・恥かしい!


そんなこんなで休憩後は また走る!











            4-4遠山家


合掌造りの家が見えた! 「遠山家」。
白川郷は近いッ!!  








          4-5気持ちイイ~~!

ホント、気持ちイイ道が続く!

・・・ずっと下りばっかりの道ならイイにな~。






          4-6絶景!

なんやら、橋渡っとる途中で横向いたら・・・・。

いや~、絶景やね~~ 






           5-1-1荻町

とりあえず着いたんよね、「白川郷」 。 8時55分  147km。

でも、な~んも観ずに素通り。

ノドだけは渇いた!




          5-1白川郷?知らん!

もう、2リッターボトルを ラッパ飲み!! 
豪快やねえ~、隊長!!

・・・それほど暑うなっとるんよ、この時間。

もう、「照り付ける陽射し」 やのうて、「オニのような陽射し」 !!









           5-2合掌大橋 富山や~

そそくさと集落を出て、「五箇山」 をめざす!

途中の 「合掌大橋」 。

この橋の後にも、ドエライ橋がイッパイあり、そこを渡るたびに、
何度も「富山県」・「岐阜県」 の標識が入れ替わる・・・面白いよ~。

どんだけ入り組んだ地形しとるんや!!







         5-3五箇山へ

とにかく ハラが減って、五箇山の集落へ駆け込む!

去年も寄ったそうやけど、食いモンに あんまりイイ印象を受けなんだらしい、Gさんは。
でも、「食い気」 には勝てず、何はトモアレ、ハラを満たしたい!







          5-4五箇山歩く
   



          5-5救めるモノは・・・

こうやって、シオらしょう散策しとるように見えるけど、頭ん中は
「食い物」 のことでイッパイッ!! ワシも!

暑いッ! ひたすら暑いッ!!!

早う なんか食べたい! シュワシュワ飲みたいッ!!






           6-1見つけた!

去年寄ったトコは イマイチらしい。

そんな状況ででも、asanoちゃんは覚えとった。

「あの奥にも食べ物や、ありましたよ。」 

で、ココに。








         6-2表はミヤゲ屋

表むきは、「ミヤゲ物屋」 。

でも、裏の商売は・・・























         6-4ありつけた~
  
こんな野郎相手の、イカガワシイ 食事どころ!!

いやいや、ちゃんとした お店!!

いや~、助かったわあ~!!

なんにしろ、途中で店あったけど、まだ10時ではねえ・・

2、3軒にコトワラレた時は、「ワシら、『水戸黄門』 みたいやなあ・・・」って。
その時に食べさせてもらえたら、もう毎年やって来よう・・なあんて感謝したのにね!!








         6-5ハシャグ!

民謡「こきりこ節」の ササラをもってハシャぐ、我らが隊長!








         6-6スーちゃん

隊長、ここのオカミさんを いたくお気に召したようで、
「スーちゃん、スーちゃん」とうるさい。

だれ? スーちゃんって。
あの スーちゃん? それとも、 「スーザン・ボイル」 ? 







         6-7炎天下を・・・

ハラもふくれたし・・・ 

シュワシュワ燃料で ちょっとイイ感じになっとるし・・・


でも・・・暑い・・・

ヤバイくらいに・・・









        7-1こきりこを後に

こきりこの里、五箇山をあとにし、数十分。







        7-2もーろーと・・・

なんか、も~ろ~とする。

とにかく暑過ぎるんよ・・・。

何度も水分補給しても、日陰が無い上に激坂続きやもんで・・・
ヘトヘト・・・     
(さっき 五箇山で注入したシュワシュワ、かえってマズかった!
アレって、脱水症状になるんやってねえ・・)






         7-3下出

・・・ああ、右行くと トガ村なの・・・。

asanoちゃん、走りながら
「さっき 『しもでの里』 ってありましたよ。あれって 地名だったんですね。」

・・・ゴメン、どうでもエエんよ、そんなこと。

ワシ、ひたすら暑うて、なんかヤバイんよ・・・。

脳みそが沸騰しかけとる・・・っていう感じ・・・。











          7-4名水

 そんな時、G隊長が 道ばたに 「中江の霊水」 というのを見つけた!!

なんか、霊験あらたかな お宮みたい!!







           7-5恵んでもらう

何人もが、ここの水を汲みに来とる。
クルマのナンバー見ると、埼玉県とか群馬、新潟までも!!

こ・・・こりゃ 飲まねば!!


隊長見たら、ボトルに汲んだ水、頭からかぶっとった!

ワシも真似たら、心臓マヒ起こしそうな冷たさ!!!

ヒャア~~~ッ!!!

こりゃ ご利益あるわい! 絶対ッ!!









         7-6 180kmも来た!

・・・というワケで、ココがドコかわからんまま、180kmに達しとった。

富山は近い・・・のか?










         7-7どこが平らじゃ!

道の駅、「たいら」 。

・・・ おい。  どこに その 「平らな地」 があるんや? お?


さんざん 激坂をやらせて・・・・

ひょっとしたら、「平らであってほしい」 って望むトコから、
「たいら」 なんて地名になったのか?



ああ、とにかく 暑うて坂で えろうて ハキ気する・・・

富山は涼しいんやろか?  ・・・ んなワケ無いよなあ・・・

晴れてくれたのはイイけど、 ホドホドにしてくれよ・・・。















           




        

         



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[C552] 濃い内容

淡々と走った割には、やっぱり中味濃かったんだね。 asanoちゃんが遅れた時の我々の心境もズバリ書かれてあって。
鮮明に覚えていますよ。

書き出しが『ひぐらし』で良いね。
  • 2011-07-21 07:06
  • G
  • URL
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[C553] さんざんなコト言って、ごめんなさい

asanoさん、記事中、「野郎」「アイツ」「ヤツ」「asano」 呼ばわりしたご無礼を どうか お許しください!

私にとって、このツーリングのハイライトは asano氏が 不屈の精神を発揮した あの辺です。

・・・全行程、大局的に振り返れば、「淡々と走り、長距離を やり遂げた」 です。
が、その場その場では 数々のできごと・ドラマがありましたね。

記憶を残す・蘇らせるためにも、こうやって書き留めておく・・・が、今記事をアップしてる 私の使命だと思ってます!!
(エラソウにッ!!!)
  • 2011-07-21 19:59
  • とまぢふ
  • URL
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[C554] 記事UP

仕事終わってから、記憶を蘇らせ、記事にする作業、大変なことは重々分かっております。
ホント、お疲れ様です。
淡々と走るなかにも小さなドラマあり、完走した甲斐がありましたね。
3名が一蓮托生で走る…良いじゃないですか!
私には感動物語ですよ。
  • 2011-07-21 21:46
  • G
  • URL
  • 編集

[C555] ノンフィクションですね。

同じく、感動物語ですね~。

そもそも三人24時間ちかく一緒に走ってるんですもんね! (電車も含め)

なんかcrazyが麻痺してきますね~(笑)

今夜最終話? 楽しみです。
  • 2011-07-21 22:15
  • asano
  • URL
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[C556] 涙がほろり

第三話 いいですね
読んでいて、何だかウルウルしてきちゃいました。
長い道のり、調子の良いときも、悪いときもあるじゃない なんだか人生みたいです。
とまじゅうさんの苛立った気持ちもよく分かります。

コンディションが悪くったって、諦めないで笑顔で進む
大事なことだよね 

第四話楽しみにしています。
ところで、何話まで続くの?
  • 2011-07-21 23:08
  • mayumi
  • URL
  • 編集

[C557] ハ~、疲れた!!

先ほど、「完結編」をアップしました。

マジ、6話くらいでやろうかと思いましたが


・・・飽きてきました! すんません!! ガハハ・・・


ゆうべの 第3話、書き終えたのが 午前4時20分。
今日は仕事になりませんでしたよ!

やで、後は手短に。。。 ゴメンね。


それにしても おじサイクル、去年もコレやったんですよね? (金沢に向けて)

やっぱ、「ヘンタイ倶楽部」って言われますよ!

で、「松本編」 はヤルんですか?

わたしゃもうケッコウ!ですよ。

  • 2011-07-21 23:51
  • とまぢふ
  • URL
  • 編集

[C558]

とうとう最終話完結しましたね!

お疲れさまでした。

感動しました、ほんと完走できて良かったです。

バカやろーな感じからの一宮七夕祭りが素敵です!

crazyなほど感動も大きくなるのでしょうか?

密かにオールナイト松本妄想してます!(自信過剰、危険ですね~)これが一番crazyかも?(笑)


  • 2011-07-22 00:24
  • asano
  • URL
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[C559] あかんて~!

asanoさん、ヒソカに妄想してるのは、私もです!

去年石川、今回富山、来年長野・・・
再来年は福井・・・は前ヤッたから、まさか新潟?
あるいは京都・・・は近いか・・。

あ、私もだいぶマヒし、crazy化してるかも・・・。

Gさんの思うツボ!
  • 2011-07-22 00:49
  • とまぢふ
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[C570]

すごい
  • 2011-08-02 22:59
  • さすらいのジョリ
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[C572] ありがとうございます!

初めまして、さすらいのジョリさん。

こんなトロくさいブログ記事を見ていただけたことに感謝します。

つらかったんですよ~

こんな長距離やったコトない私にとっては・・・。

「すごい」とホメてくださることに感謝いたします!

まあ、「バカか。」 「シネや!」 な言葉さえ、「賛辞」ととってしまう私たちですけどね・・・。
  • 2011-08-03 00:23
  • とまぢふ
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こっちがイイと言われれば そっちにフラフラ、
あっちがイイと言われれば、またその方にヒラヒラ・・・
優柔不断な野郎です。

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