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   プレス機 復活 !

 こんばんは。

カアチャン退院し、妹どのが帰って 1週間。
体重が 「3.4キロ」 増えた とまぢふです。























 「バキャ ドカンッッッ !!!!!」

ワシの工場に響きわたる 豪快な音 !
何が起きたの?!












    001DSC_0197.jpg

        ・・・ プレス機、壊れた。




    002DSC_0198.jpg

        



    003DSC_0193.jpg

       ・・・ なんやしらん、ワイヤーが切れとる。。。
          



 004DSC_0205.jpg

 巻き取り器のところで。

 なんで、こんなワイヤーが切れたの??

っていうかワシ、すんでのトコで アンヨの先が
つぶれてまうとこやった!



・・・ クルマの部品、「油圧プレス機」 で圧入しよったんよ。
プレッシャ・ゲージ(メーター)見ながら慎重に。
「硬いにゃ~、入りにくいにゃ~」
と思いながら、プレス機のレバーを操作しよったら いきなり、

「グワシャ~ンッ!!!」
と大音響!!

「ゲッ! 部品 壊いてまったか?!!」

いや。 ・・・ プレス機の方に異常事態が起きとった。












005IMG_20160930_0001.jpg

解説しよう。
整備工場に置いてある 一般的な 「油圧プレス機」 、
その使い方を。




まずは 圧入作業する被検体(赤色)をベッドに乗せる。
クラウン部 横に付いたレバーを上下させると、シリンダ下部の
「ヘッド」 が下降する。
( 『ヘッド?』 にしてあるのは、
それが正式名称かワカランで。)
ヘッド先端が被検体を油圧によって押す(プレスする)。

それだけのハナシで終われる、「油圧プレス機」 の使い方。


ただ、ヘッド の下降ストロークには限りがあるで、
適宜 被検体をイイ位置に持って行かなかん。

そうするには、下のベッドを上げてやればイイ。
そのために、クランクとワイヤーがある。

両サイドのフレームに、ピンで固定されとるベッド。
そのピンを抜き、クランクを回すと、
ギヤによってワイヤが巻き上げられ、
ベッドが上がる。

ヘッドのストロークと、被検体の圧入代のグワイがイイとこまで
上げたら、ベッド両サイドに 「ピン」 を刺しこんで、
フレームとベッドとを固定する。それ以上 上下しんように。

ここで肝心なのは、いったん ベッドの位置を決めて
ピンを刺しこんだら、クランクを少し逆転させて
「ワイヤーを ゆるめる」 こと。

ワイヤーがゆるんでも、ベッドは頑丈なピンによって
フレームに固定されとる。
やで、上から ヘッドが圧力かけても大丈夫!

ピンを刺しても、ワイヤーをゆるめんと、上からの圧は
「ワイヤーにかかってまう」 ッ!
そんなこと繰り返いたら、ワイヤは タマったもんやない!
すぐ弱ってまうやろ!








・・・ ところがワシ、今回 なにをやったと思う?



「ピンも刺さずに、プレスかけた」 !



ベッドに乗った被検体、その上からプレスの圧力が!
支えるのは (フツーならピンで固定された) ベッドではなく、
「ワイヤーのみ」 !!



 当然、切れます。 ワイヤー。




で、あの 轟音。

ベッドは傾き、被検体やらVブロックやら治具やらの一切が
下に落ちた。



ここで幸いやったのは、切れたワイヤー、右側は
巻き取り器に食い込んでくれたオカゲで、
ベッドは傾いたままでおってくれたってコト。
食い込まずに 「プッチ~ン」 って切れたら、哀れベッドは
真下に落下、そこには もっと哀れなワシのアンヨ。。。


事態を把握したワシ、どっと冷や汗が出て・・・


でも、とりあえず作業は完遂させなアカン。
このクルマ、今日中に修理 終わらせならんで。
切れたワイヤは放っておいて、まずは被検体のプレス作業続行。


傾いたベッドをなんとかしならん。

離れたトコで 10トンダンプの整備しとる T グチ君に
バールを借りに行ったよ。

「バール貸して」
「あ、どうぞ。」

借りたバールでなんとか カタチにしたベッド。
今度はピンを刺しこんで、高さは何とか合わせ、
どうにか こうにか作業終了。 ふう~ッ。。。。












    006DSC_0206.jpg

問題の、切れたワイヤー。
もっと問題は、これを早急に交換してプレス機を直さなイカンってコト。

これが起きたのは先週の土曜日。
ホームセンター行ったけど、この太さ (5mm) のが無い。
別のトコにもTELしたけど、「1mmのしかありません。」
どいつもコイツも使えんッ! 
ならば、と、下呂町内の 「機会工具屋」 「金物屋」 「設備屋」
などに電話しまくったよ。

・・・やけんど、「ありません」 とか、
電話にすら出ない (お休み) とか。
クソが。

シヤナイ、わが金山町の 工務店にダメモトで電話。。。

「あぁ、あるよ、切り売りのワイヤ。」
オバチャン、ほんと?! 良かった~!!
「だいたい 5mmくらいに見えるよ、コレ。」
だいたいやダメなんよ! 
「そう? じゃ、ノギスで測ってみるワ。」
サイズ指定しとるんやで、初めから そうしてよ。
「うん! だいたい4mmくらい。 どお?コレで!」
だから、なんでノギス使って 『だいたい』 なの?!
「ワイヤーなんてのは アバウトなもんなんやよ。
5mmっていっても 4.7mmくらいの時もあるでねえ。
いっぺん持って来てよ、その現物。」

・・・ おばちゃん自身が アバウトやよ。
(いや、「おおらか」 ?)






とにかく、翌 日曜、その 近所の工務店に行ってきたよ。

4mmか~ ・・・

まあ、あのベッドを吊り上げるためダケやしな。。。
荷重を支えるのは ワイヤやなしに ベッドやし。
(お前が言うなッ!! 爆)

とにかく、ワシの ごく近所の店に置いてあったってのが
奇蹟やよ!













    007DSC_0209.jpg




 008DSC_0210.jpg

I 藤クンといっしょに ワイヤー交換。

なんつっても シロート仕事やで、あらかじめ ちゃんと
撮っておいたよ  ↓


    009DSC_0184.jpg

       ワイヤーの しばり方。
      (古い切れたワイヤ。 ほどく前。)
     











    0010DSC_0211.jpg



    0011DSC_0217.jpg

      そんな こんなで完成・復活しました! プレス機ッ!!


   使う時は、

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巻き上げてベッドの位置決めたら・・・







 0013DSC_0212.jpg

ちゃんと 左右にピンを刺して・・・








    0014DSC_0213.jpg

ワイヤーを たるませて・・・








 0015DSC_0214.jpg

ちゃ~んと最初から書いてあったのにね。。。

今後はこれに、
「ピンを刺したか?!」
を 書き加えんと!












 0016DSC_0221.jpg

さっそく使う ハル公。

このように、けっこう 需要あるんよ 「プレス機」 。

おお、ちゃんとピン刺しとるな!






 0017DSC_0226.jpg

今回は、サスペンション・ロッドの曲がり修正。

「エエか? ちゃんと直っとるか? なんつってもオマエの仕事
やでなあ、プレスの修理・・・」

うるせ~!








 0018DSC_0231.jpg

「まあ、このくらいでエエか、曲げ。」





 0019DSC_0232.jpg

「ふう~ッ! 冷や汗かいたぞ。 
ベッドが落ちてこらへんか。」

うるせーってのッ!!












あの大音響をさせた日、いたって冷静にワシにバールを
貸してくれた T グチ君、

「振り向いたら、なんかプレスが尋常じゃないことが すぐ
わかりましたよ!
だって、アリエナイ形になってましたからねえ、ベッド。
これは関わってはイケナイと思い、おとなしく渡しました、
バール。」


・・・ ありがとう。
すべてワカってくれてて。 .
ワシのハジをも含めて 。















    0020DSC_0219.jpg

あの 切れたワイヤーは、ワシの座椅子フレームが眠ってた
ドラム缶に捨てられました。。。





 おしまい。










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コメント

[C4341] プレス機、壊したw

子供の頃親父が小さな工場をやっていたので、ほぼ同じ理屈のプレス機がありました。解説図もわかりやすくてさすがとまぢふさん^^

あはは、そりゃ固定ピンも打たずに作業すれば逝きますわね。常日頃の匠の作業風景が目に浮かぶようです
(笑)

よくワイヤーがありましたね。修理しちゃうのがまた匠の技ですね。
  • 2016-10-01 10:33
  • himiyoshi
  • URL
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[C4342] 足のガード

 危ないところでしたね。2×4の切れ端のようなものを、プレス機の両足の内側に置いておいたらどうでしょう?万が一ベッドが落ちてきても、足が挟まることは防げそうな気がしますが。
  • 2016-10-01 10:44
  • こま
  • URL
  • 編集

[C4343] ヒューマンエラー

人間、誰しもうっかりはありますが、とりあえづ大事にならずに
済んで本当に良かった。 気をつけてくださいね。 しかし教訓にするためか、ネタにするためか、状況写真をよく撮れましたね。 僕なら冷や汗とともに、頭が動転してそこまで気がまわらなかったと思います。
  • 2016-10-02 00:17
  • 半袖にいちゃん
  • URL
  • 編集

[C4344] 次は

人間、歳をとると
いろんなことをやらかします
まあ
そのあと、なんとかなれば
良しとしましょう
スマホ 復活!!
プレス機 復活!
とくれば
次は
ケーチャン酒盛り 復活!!!!!!!!
でしょうか?
でも
もしかして
とっくのむかしに・・・
  • 2016-10-02 14:22
  • くずや
  • URL
  • 編集

[C4345] やらかした

いかん
やらかした
「祖師野丸 復活!」
を忘れておりました
  • 2016-10-02 14:30
  • くずや
  • URL
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[C4346] 匠失格!!

himiyoshiさん、ホメ過ぎ。

私の仕事ぶりが想像つくでしょ?
いい加減なんです! いや、
「良い加減」でやってますから(汗)

ワイヤー、本当に無いんですよ、取り寄せになるって・・。
まあ、そうそう需要あるモノではないですからね。
プレス機の修理は必要に迫られてますので一刻も早くやらないとヒンシュク買いますから。しかもコッソリと。
でもバレバレでした。。。


  • 2016-10-02 17:04
  • とまぢふ
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[C4347] やっぱ、安全にできてた!

こまさん、実はこんな記事書いたんですが、プレス機には安全対策されてました!

下の方に、横一直線な指し枠があり、たとえベッドが落下しても そこで止まる構造になってました!
でも、あの時は気が動転してて 「もうちょっとで足がチョン切れるとこやった!」
と、まぢで思ったものです!
Tグチ君も、「何もなかったから笑って話せるけど、もしチョン切れてたら妹さんに会わせる顔が無いですよ!」 と叱られ・・

安全装置はゼッタイ必要です!!
  • 2016-10-02 17:10
  • とまぢふ
  • URL
  • 編集

[C4348] ネタ不足

半袖にいちゃん、おっしゃる通りです。
大事に至らなかったから記事にできた。
(いや、そうでなかったらもっと記事にした?)

・・・でもね、記事中の写真をよく見ていただければわかりますが、どれも
「ベッドにピンを刺している」。
・・・つまり、コトの後に撮った写真です。
「記事になる!」と。

ヤッちまった時はホント、気が動転してましたからね!
Tグチ君からバールを借り、それでプレス作業続行のメドが立ってから撮りだしました。
「ああ、コレ、記事にしよっと。」と思いながら。
(さっさと仕事すれよ!)




  • 2016-10-02 17:18
  • とまぢふ
  • URL
  • 編集

[C4349] お察しのとおり・・・・

くずやさん、スルドイッ!

とっくに・・・ではありませんが、ゆうべヤリました 「一人ケーチャン会」。 (2回目です)

あ~、私も歳とったんですかねえ・・・
昨日 会社帰りにヤッちまいましたから、
「信号無視」。
いや、もちろん意図的にではなく、考えゴトしてたので。
「ケーチャン買い忘れた! 今のスーパーに戻って買うか、大回りだけど金山まで行って買うか、どうしよう・・」
なことを考えてたら、前の信号 「赤」 でした!!

くずやさんもヤラかしてるから、そろそろ、
「ナントカならない場合」が頻発してくる年ごろじゃないでしょうか? 私(たち)。



  • 2016-10-02 17:28
  • とまぢふ
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こっちがイイと言われれば そっちにフラフラ、
あっちがイイと言われれば、またその方にヒラヒラ・・・
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